IFRS

2010年08月02日

国際会計基準(IFRS)における法人税への影響

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「国際会計基準(IFRS)における法人税への影響」についてお話します。

IFRSの法人税における課税所得計算における調整する可能性は
いくつかあるようです。

?減価償却費については、最も注目されている事項です。
 IFRSでは、実際の経済的耐用年数を使用することとされており
 現行の税法の耐用年数とはセパレートすることになります。
 今後税法上の法定耐用年数が認められない場合もあるようです。

?リース取引については、ファイナンスリース取引の範囲が
 税法と異なってくる可能性があります。

?引当金については、現行の日本基準とIFRSでは異なっています。
 今後「有給休暇引当金」や「修繕引当金」などがでてきそうです。
 これらは税法上認められないケースもあり得ますので
 税務調整が必要になってきます。

?収益認識については。出荷基準が適用できなくなりそうです。
 サービス保証をする場合には、売上計上はしないで
 預り金などの負債として計上することになりそうです。

以上
特に大企業では、システム改修の対応が必要になってきそうですね

販売管理・固定資産リース資産管理・法人税対応など
準備しなければいけないことは沢山ありそうです。

私は、開示のための対応も重要ですが
未来の経営の把握するための管理会計が一番大事だと思います。

photo by MK










emplexfuruya at 22:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月29日

資産除去債務

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「資産除去債務」について取り上げたいと思います。

国際会計基準(IFRS)への
コンバージェンス(収斂)項目の1つで
日本で2010年4月から適用が義務付けられる「資産除去債務」です。

資産除去債務とは、有形固定資産の解体や売却、
廃棄などにおいて契約で求められる費用をあらかじめ債務として
認識するものです。

貸借対照表の資産・負債に両建て処理し、
損益計算書に資産の耐用年数に応じて減価償却費として費用化します。

多店舗・多くの事業所で事業を行っている企業には
大きな影響を与えるでしょう。

実務的には、当該オフィスの退去費用を見積もる必要があります。
忙しい決算時期に、リフォーム会社へ見積もりを取ることは
決算作業に影響を与えるので事前に準備をすることをおすすめします。

photo by MK





emplexfuruya at 20:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月08日

国際会計基準 有給休暇引当金

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「国際会計基準(IFRS)有給休暇引当金」について
お話したいと思います。

初めて聞く科目ですね
これは、次年度に繰り越された年次休暇の未取得分は
当期の未払費用なので引当金を計上するというものです。

翌年以降に繰り越された有給休暇は、
会社にとっては期末に認識すべき負債計上すべき。
実際にはそれに平均取得率を乗じた額になります。

日本では有給の買取は、退職による失効などを除いて認められてはいません。

もし認めた場合、有給を全く取得しない場合に支給される額
を通常の賃金レベルの額に設定されてしまうと、
実質有給休暇ではなくなるという事態が発生してしまいます。

適用初年度から次の年は洗替法になるのなら、
損益に与えるインパクトは初年度以外はたいした事なくなるので
あまり引当の意味も感じないと思いますが・・・
さて適用は開始されるのでしょうか?

有給休暇日数の残高管理もシステム化の準備が必要に
なるかもしれませんね




emplexfuruya at 21:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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