FP&A

2017年02月16日

東芝の粉飾決算にみる、FP&Aとしての減損処理の関わりと監査法人対応

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

今回も 奥井秀彦さんのFINANCIAL PLANNING AND ANALYSIS
〜financial planning and analysisを目指す方への専門メディア〜

より家計簿の複式簿記化の話の続きの前に、ちょっと寄り道してホットな話題を

『血のバレンタイン』

2017年2月14日、東芝はアメリカの原発関連子会社に対し7,000万円を超える減損処理を行うことを発表しました。これは今期の決算が約5,000万円の赤字、さらに約2,000万円債務超過となり、当然、このままでは上場廃止の道を辿ることになる事を意味します。(しかし、半導体部門をスピンオフしてそれを回避する予定とのこと)

何年かおきにやって来る大手企業の粉飾決算のスキャンダル。ついに113年の歴史を持ち19万人の連結従業員を抱える東芝が、減損処理という決定打により、名門の歴史を閉じようとしています。

「会計処理を誤ったからといって、電気機器具の製造等という原告(東芝)の主たる事業自体への信用も毀損されているとはいえない」

これは、2015年に同社が歴代3社長と2人のCFOを不正な会計処理を行った罪で訴えた裁判での、かつての社長である西田氏の発言です。

” 会計処理如きで我々が永年培ってきた事業そのものが揺るぐことは無い”

と、胸を張って言いたかったのでしょう。誰かが拍手でもしてくれるとでも思ったのでしょうか。

私には、”アホを通り越して悲しい開き直りの発言” にしか見えません。会計帳簿の重要性に対する認識が上場企業の社長として決定的に欠落しています。こんなやつが19万人の会社のトップだったと思うと、整理ポジションの会社になった会社で働き続ける従業員もうかばれないでしょう。(整理ポジションになるかどうかはわかりませんが)

今回の債務超過は、そもそも東芝が損失処理を先延ばしたが為に生み出したと言っても過言ではありません。これは単に “損失の後出しか先出しか” の問題ではありません。”キズが浅いうちに治療すればいろいろな治療の選択肢があったのに、末期がんと宣告され、終末期医療の道しか残されなかった” ということと同じです。

このFP&Aのコラムでも何度か触れましたが、悪い兆候を見つけたら、FP&Aとして早期にリスクヘッジと回避あるいはオフセットできる財務的な対策を考える事が重要です。膿みを隠し続ければのちに腫れて、大手術が必要になるのは子供の頃から親に耳にタコが出来るほど聞かされてきたことでしょう(笑)

このタコ…いや社長、そればかりかパソコン事業では、”バイセル取引” という、古典的な粉飾決算の手法まで使い、決算を良く見せていました。膿みを隠すだけでは無く、派手な化粧までして自分を良く見せようとしていたんです。 幼稚極まりない。

会計帳簿は、究極を言えば、企業の財務状況をありのままに見せる事を目的にしています。特に上場会社は、ディスクロージャーとも呼ばれることからもわかるように、全てを包み隠さず開示しなければ、そもそも株主の信頼など得られる訳がありません。

裁判でCFOはきっとこう言ったんでしょう。『19万人の従業員を守る為に必要だった』『会計処理は監査法人との解釈の違い』とでも。守りたいなら正直に膿みを出せば良かったし『解釈の違い』などというものを正当な理由として言い訳しているようでは、そもそもCFO失格です。” あなたそれを承認してるでしょ?”

事業に対する志の低い彼ら役員にしてみれば如何に自分の任期中に業績を上げるかということに集中するが常で、それが成功すれば多額の退職金が待ち受けているという、まぁ、官僚の天下り問題と争うほど醜い仕組みになっているからそれも仕方が無いのかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが、FP&Aと今回の事件の関わりです。冒頭で触れた減損処理とその決定に至るまでの監査法人とのやり取りには、通常、財務部門だけでなく管理会計部門もインボルブされます。減損処理では会社の将来の収益性を見極めることが要求されるため、FP&Aの作成するプランがその判断の基準として採用されるからです。

ではそもそも減損処理(減損会計)とはどのようなものなのでしょうか? wikiによると、こう定義されています。

減損会計(げんそんかいけい、impairment accounting)とは、資産の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合、当該資産の帳簿価額にその価値の下落を反映させる手続きをいう。減損処理ともいう。

続きはこちら・・・
http://projectinnovation.yokohama/fpa/archives/37

emplexfuruya at 21:20|PermalinkComments(0)

2017年02月12日

奥井秀彦のFP&Aコラム 家庭のFP&A 〜 家計簿にも複式簿記を その1 〜

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は、奥井秀彦のFP&Aマネージャーコラム

今回は少しFP&Aとは離れて柔らかい話『家計簿にも複式簿記を』について、(全くもって)勝手な持論を書き綴りたいと思います。

最近ではフィンテックやスマホアプリの進歩もあり、レシートをスキャンするだけで、あるいはクレジットカードの請求書を自動的に読みとることで家計簿が簡単に作れたり、そればかりでなく、それを元に支出項目別に傾向を分析し、グラフ化したり、連携している銀行の預金を元に将来のプランなんかも提案してくれるなどと、FP&A顔負けの機能を持つアプリなんかも登場し、そのうち会社のFP&A業務もAI化され ”将来消えてしまう仕事” にリストアップされてしまうのではないかと心配になる今日この頃です。(まぁ、このコラムでも書いている通り自動化とはほど遠い力仕事なので、しばらくは無いとは思いますが 笑)

そんな家計簿ですが、原始的なものでもフィンテックを活用した最新のものでも共通しているのは、現金をベースとした『単式簿記』であるという点です。

単式簿記には貸借対照表も損益計算書もありません。あるのは現金を中心にした出納帳のみで、結果として現金がいくら残ったかを記録するというものです。

家計簿はその単式簿記を採用した現金主義方式により、その増減要因をカテゴリー分けし、あるいは過去の推移と比較し、多かったか少なかったかの分析を行い、あるいはそれを次月以降の支出の参考にすることに使われているツールです。一般的には。

例えば電気代を毎月比較して『夏場に多かったのは、きっとエアコンをたくさん使ったせいだわ』とか、『12月に食材費が多かったのはおせち料理の用意のせいだわ』とか『ガソリン代が高かったのは最近の原油の値上がりのせいだわ』などと予算オーバーした理由を考えて ”自分自身を納得させる” とか、夏休みの家族旅行が響いて支出が多かった翌月は、被服費や外食費を抑えるようにコントロールし、これでなんとなく”帳尻があったような気分にさせて貰える” というのも、もっと言えば、 『今月はボーナスが入ったから、贅沢にホテルのレストランで外食でもしましょうかしら』と ”プチハッピーな気分にさせてくれる” のも、家計簿の大事な役割でもあります。

それはそれで、ある程度の効果はあるんでしょう。しかし、いくらフィンテックが進化したからとはいえ、家計簿をつけるのも分析するのも、それなりの時間をかけているし、やっぱり面倒なものです。そうとう暇な方や家計簿を趣味でつけている人を除いては。だからその費用対効果に疑問を感じてしまうのです。つまり、せっかく時間を掛けてつけているんだから、もっと効率的で役に立つ分析をしましょうという提案をしたいんです。

それが、”家計簿の複式簿記化” です。

続きはこちらへ
http://projectinnovation.yokohama/fpa/archives/32

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2016年10月26日

フィナンシャルプランニング&アナリシス(fp&a)になるためには?

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です

フィナンシャルプランニング&アナリシス(fp&a)になるためにはどうしたら良いのでしょうか?
という質問をよく聞きます
外資系企業における 日本で言うところの経営企画は
経営幹部と一緒に働き、戦略的な経営上の意思決定の基となる分析を提供するため
人気があるようです。

僕がFP&Aに必要な経験値ポイントは5つ

1)業務経験
2)会計の知識と月次会計の経験
3)業務改革プロジェクトの経験
4)ERPなどの導入経験
5)ITを活用した情報分析能力

これらの経験を意識してすることは不可能に近いですね
前向きに取り組んでこそ経験できる運に恵まれると言って過言ではないと思います

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2015年12月02日

fp&aの業務内容

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です

fp&aになるためにはどうしたら良いのでしょうか?
という質問をよく聞きます
日本で言うところの経営企画は
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人気があるようです。

僕がFP&Aに必要な経験値ポイントは5つ

1)業務経験
2)会計の知識と月次会計の経験
3)業務改革プロジェクトの経験
4)ERPなどの導入経験
5)ITを活用した情報分析能力

これらの経験を意識してすることは不可能に近いですね
前向きに取り組んでこそ経験できる運に恵まれると言って過言ではないと思います

次回 この5点について詳しくお話をしていきたいと思います

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2014年11月25日

FP&Aとして活躍している人

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です

Financial Planning & Analysis(ファイナンシャルプランニング&アナリシス)は
求職者の間でも人気の高いポジションです

企業からは、
グローバル企業でFP&Aとして即戦力という依頼が大半
日系企業で直接該当する部門はないのですが、
「経理・財務」と「経営企画」業務を兼ね備えたような職種で、
企業の経営目標を理解した上で、業務管理や財務分析を行い、
企業のビジネス戦略をサポートする重要な役割

「今いる業界では何が起きているのか?」
「その中でわが社はどのような立場に置かれているのか?経営者は何を求めているか?」
「どうすればFP&Aとして貢献できるか?」
プロジェクトに積極的に取組み会社を戦略的に事業企画していくことが求められます。

僕の場合は、企画が事業化して
自ら現在新規事業開発を推進していっている状況です・・・(笑)

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2014年11月22日

FP&Aスタッフ キャリア

FP&A キャリアの中途採用の募集要項を見つけました

プロジェクト管理会計研究所 古谷です
会社は「ユーロフィン日本環境」という横浜の会社です

事業内容 は 環境の調査・分析業務を行っている会社です。
国内最大級の処理能力を持つラボを保有しており、大型の案件にも強みを持って
一例として大阪駅北口の大型開発案件を受託するなど、非常に勢いのある会社です。
環境/分析/調査の対象は非常に多岐に渡り、大気や土、水など生活に密着する案件を扱っています。
現在環境問題は全世界の問題となっていることもあり、
地球の環境を守る非常に社会貢献性の高い事業を展開されています

従業員数 220名
上場市場名 非上場
資本金 411百万円
売上高 2,885百万円
経常利益 63百万円
環境調査では大手の会社になるのではないでしょうか・・・

募集は FP&Aスタッフ ということで
・営業支援
 営業予算作成、予実管理、営業関連データ作成/分析等
・営業戦略策定のためのサポート
 社長/ディレクター等に対する的確かつタイムリーな情報提供等

募集条件は
・会計知識
・経理/財務部門における営業データ取扱い経験(財務分析/財務レポート作成等)
・PCスキル(主にExcel)
・歓迎条件は英語力

特殊な業界で 会計知識・IT知識・営業戦略などの業務知識を学ぶことができそうですね

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2014年11月20日

FP&Aになるためには

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です

FP&Aになるためにはどうしたら良いのでしょうか?
という質問をよく聞きます
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僕がFP&Aに必要な経験値ポイントは5つ

1)業務経験
2)会計の知識と月次会計の経験
3)業務改革プロジェクトの経験
4)ERPなどの導入経験
5)ITを活用した情報分析能力

これらの経験を意識してすることは不可能に近いですね
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次回 この5点について詳しくお話をしていきたいと思います

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2014年11月19日

FP&A データベース分析

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です

最近話題のFP&A ファイナンシャルプランニング&アナリシス
この仕事は数値で語る仕事 ベースになるロジックを数値できちんと組み立てるのが必要です
アクセスやエクセルなどデータベースを自由自在に使えるべきです

売上種別
プロジェクト 
取引先 
商品など
いろいろな軸で分析すること必要

多くの場合 売上ごとに分析をしますが
事業が多様化している現代は 売上と売上原価のデータべースを構築し
粗利益を算出 粗利益率で傾向を把握することが重要なポイントです
この場合 エクセルでは限界があり ビジネスインテリジェンス BI ソフト
と連携することをオススメします

僕はクリックビューという BIツールを活用し データの分析から 
かかるデータまで一発で抽出できるドリルダウン機能をフルに活用しています

完成したデータを 対前年比 四半期毎 傾向を把握し
事業推進者と共に事業を構築していくことがFP&Aで求められるスキルとなります

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経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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