出版業のプロジェクト管理会計

2011年09月17日

出版会社のプロジェクト管理会計

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

出版業の業務は大きくわけて、営業、企画(編集)、制作管理の3つあります。

営業は取次や書店に対し、新刊の案内をしたり、受注交渉(配本部数交渉)をしたり、
納品や集金をしたりするルートセールスにあわせ、ヒット企画のネタ集めも行います。
媒体を発行している場合には広告営業も重要
特に読者収入よりも広告収入に頼っている場合は最重要です。
クライアント開拓のために新規開拓や、あてにならない広告代理店を回って企画を話し、
広告を取ってきてもらうものです。

企画(編集)は、いかにヒットする商品を企画できるかにかかっています。
単発の特集企画からシリーズ本の企画まで幅広く行います。
また原稿作りや撮影、取材などのページ制作は編集プロダクションやフリーの
契約スタッフに丸投げすることが多いので、
そうした外注先のコントロールも主たる仕事になります。

制作/管理。売りにつながる造本と、コストセーブに頭を使う部署です。
印刷会社の選定や進行・コスト管理に常に頭を悩ませています。

一般的に部門毎でいうと
営業は、販売費
企画(編集)は、製造直接費
制作管理は、製造間接費
で会計処理をします。

プロジェクト管理会計という観点で言えば、出版業は
受注を受けて仕事を回すのではなく、自社で企画したもので利益を出していくため
投資型のプロジェクト型ビジネスと言えると思います。

費目別でいうと
外注先のコントロール「外注費」をまずおさえるべきポイントですが
次のステップとして最大の社内コスト労務費をプロジェクト毎に
企画・制作管理のみならず営業コストも予算管理していくことが
出版業のプロジェクト管理会計のポイントです。

営業コストをどこでどのプロジェクトにつけるのかのツール決めが
先読み経営をするための第一歩となります。

photo by MK

emplexfuruya at 17:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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