次世代エネルギー
2011年12月10日
2011年11月23日
カーボンオフセット

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
先日イトーキの山城さんからカーボンオフセットの興味のあるお話を聞きました。
オフセット代行・温室効果ガス 排出量算定・クレジット創出支援について、
最良のカーボンマネジメントを実現する「カーボン・オフセットサービス」を始めたとのこと
カーボンオフセットとは、
「自分・自社が出す温室効果ガスに責任を持つ」という考えに基づいた自主的な取組です。
日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、
その排出に責任を感じる企業・個人がもっと温室効果ガスの削減・吸収の余地のある
他者のプロジェクトに自主的に資金的な援助を行うことで、
自らの温室効果ガスの排出を埋め合わせるという活動です。
日本は2020年までに1990年比、25%の温室効果ガスの削減を目標に掲げており
企業にとっても環境負荷低減は重要課題のひとつとなっています。
カーボンオフセットは、費用対効果の高い温室効果ガスの排出量削減手段であると同時に、
CSR/マーケティングに応用できるというメリットがあります。
日本では、商品の製造や消費、または事業活動そのものなど、温室効果ガスを出す
企業活動にカーボンオフセットを導入して、差別化・ブランディングを図るケースが多く見られます。
身近では、なかなか聞きなれない言葉ですが
大企業を中心に導入されているケースも多くなってきているようです。
企業が保有している資産や製造に関わった製品など
カーボンオフセットオフを目指した行動も個人個人が少しでも
気を使っていけば温室効果ガスも減っていくと思います。
photo by MK
2011年06月08日
エコスタイル スマートメーター スイス ランディス・ギア

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
スマートメーターは今までの電力メーターに通信機能等を搭載したもの
通信回線を通じてそれぞれの家庭や企業などがどの程度電力を消費しているか
リアルタイムに把握する為に用いられる機器です。
発電量をリアルタイムに調整する事で温暖化対策に貢献したりする
スマートグリッドの実現に不可欠な機器だけに、これからどんどん広がるマーケットだと思います。
先日東芝がスイスのランディス・ギア(Landis+Gyr)というスマートメーターを製造する
企業を買収するとのニュースがありました。
この企業は電力メーター市場で世界シェアの1割、スマートメーターでは
世界市場の3分の1のシェアを握っている最大手。
今回の買収で、通信回線網や電気機器などとも連携し
電気消費量の見える化が実現できると節電も楽しくなりモチベーションもあがりそうですね
2011年03月29日
2011年03月23日
太陽熱発電プロジェクト

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
「太陽熱エネルギープロジェクト」ってご存知でしょうか?
日本では「太陽光発電」の認知は多いと思いますが・・・
この震災で大変なことになっている原子力発電ですが、
日本で利用する電気の約30%は原子力発電によるものです。
安全面で原子力発電のあり方が全世界で当然問われてくると思います。
「太陽熱エネルギー」とは
太陽光のエネルギーが熱に変換する利用形態です。
具体的には、全砂漠の1%の面積があれば、
100億の地球市民に十分な電力を届けることができる
というものなのです。
この集光太陽熱技術で
太陽エネルギーを熱として保存することができ、
需要に応じて昼夜を問わずに発電できます。
また発電された砂漠からの電力は、高圧直流送電網を通じて、
地球上の全ての地域に届けることができます。
中国のゴビ砂漠から日本へ送電することも技術上可能です。
地球上の砂漠地帯では、
人類が必要とするエネルギーの全量を満たして余りあるほどの
太陽光線が降り注いでいます。
この本は
「太陽熱発電プロジェクト」における可能性を追求しています。
電力供給に対する意識を皆で共有する良い機会だと思います。
2011年01月10日
2011年 コンシューマー・エレクトロニクス・ショー

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
世界最大級の家電見本市
「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」がラスベガスで
開催されました。
タブレット端末やテレビなどの最新モデルが一堂に展示
出展社数は約2500社となったそうです。
今回の注目の1つは
デスラモターが展示した新型EV
ネットに常時接続し、交通情報や気象情報を表示
将来は、省エネを進めるために自動的に最適な運転をしたり
交通事故を防いでくれる機能も追加するとのことです。
またGEが提供した家電も面白いそうです。
今回展示された冷蔵庫や洗濯機はLANや無線の送受信機能を持ち
スマートハウスに対応
時間帯による電力料金の変動を踏まえて
家電の電気消費量をコントロールをするというものです。
これらの面白いアイデアを家電や自動車に取り込んでいるのは
アメリカや韓国のメーカーが中心です。
日本のメーカーも
遅れをとらず製品やサービスをどんどん展開していくべきだと思います。
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2010年09月15日
プロと卵のエコデザイン展 地球生活

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
本日は「プロと卵のエコデザイン展」を紹介します。
このデザイン展は、以前紹介したマツケンさんが
プロデザイナーとコラボして参加をされています。
「地球生活」をテーマに、
プロの工業デザイナーとデザイナーの卵(学生)が
協働するデザイン展を開催します。
本展は2004年の開始以来、今年で8回目となります。
デザイン学生から参加者を募り、プロのデザイナーによる
実践的なデザイン指導を受けながら、エコデザインを学ぶ
―その成果として、学生による「エコデザイン」作品と、
プロのデザイナーが提案するエコプロダクトが会場に並びます。
「地球生活」というテーマは、暮らしの本質、生き方について考え、
私たち自身が大きく変わらなければならない時代への提言でもあります。
自然と調和し、持続可能で、誰もが安心安全に暮らせる未来を目指して、
デザイナーとして今できること、
次の世代につなぐ「地球生活」に想いを込めて、
プロとデザイナーの卵が様々な視点でアイデアとデザインを提案します。
会期 2010年9月23日(木)〜10月5日(火) ※水曜日(祝日を除く)休館
時間 10:30〜19:00
会場 リビングデザインセンターOZONE(3F OZONEプラザ)
〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
主催 日本インダストリアルデザイナー協会東日本ブロック環境委員会
協力 リビングデザインセンターOZONE
特別協賛 株式会社トゥールズインターナショナル
後援 社団法人 日本グラフィックデザイナー協会、社団法人 日本インテリアデザイナー協会、社団法人 日本クラフトデザイン協会、社団法人 日本パッケージデザイン協会、社団法人 日本ジュウリーデザイナー協会、社団法人 日本ディスプレイデザイン協会、社団法人 日本サインデザイン協会、財団法人 日本産業デザイン振興会、株式会社 国際デザインセンター、サステナブルデザイン国際会議実行委員会
入場料 無料
問い合わせ先 03-5322-6500(10:30〜19:00 水曜日休館)
マツケンさんは、
プロの部(福田哲夫教授)のブースにて、
銀座〜お台場エリアの新しい交通システムの提案をされます。
お近くまでいらっしゃることがありましたら、是非ご覧下さい。
入場無料です。
2010年08月23日
スマートグリッド

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
スマートグリッド(次世代送電網)とは、
電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、
最適化できる送電網。専用の機器やソフトウェアが、
送電網の一部に組み込まれています。
これは、オバマ政権が、政策の柱として打ち出したことから、
一躍注目を浴びることとなりました。
従来の送電線は、
大規模な発電所から一方的に電力を送り出す方式ですが、
需要のピーク時を基準とした容量設定ではムダが多く、
送電網自体が自然災害などに弱く、復旧に手間取るケースもありました。
そのため、送電の拠点を分散し、
需要家と供給側との双方から電力のやりとりができる、
「賢い」送電網が望まれています。
スマートグリッド化を進めることによるメリットとしては、
下記の4点が挙げられます。
1.ピークシフト(昼間電力消費の一部を夜間電力に移行させる方法)による電力設備の有効活用と需要家の省エネ
2.再生可能エネルギーの導入
3.エコカーのインフラ整備
4.停電対策
これを各家庭・各企業が取り組んでいくことが望まれますね。
photo by MK
2010年08月11日
太陽光発電ビジネス専門サイト グリーンエネルギーナビ

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。
本日はアイアンドシークルーズさんがリリーされた
「グリーンエネルギーナビ」というサイトをご紹介します。
アイアンドシークルーズ 上村社長は以前本ブログで紹介を
させていただきました。
これからを支える太陽光発電。
今、太陽光発電の住まいが増えています。
太陽光発電によって、CO2などの温室効果ガス削減に貢献でき、
無尽蔵でクリーンな電気をつくることができます。
環境保全に貢献できるだけでなく、
光熱費の大幅な節約が期待できることも太陽光発電が注目されている理由
のひとつです。
世界の電力の25%は太陽光発電になると言われています。
グリーンエネルギーナビでは、
太陽光発電をはじめエコ生活に関連する情報と、
希望に添ったシステムをご提案されています。
http://www.green-energynavi.com/
1.メーカー別に太陽光発電の価格や特徴を比較したい。
2.太陽光発電の導入に補助金を利用して費用を抑えたい。
3.屋根の日当たりや形状に合わせた太陽光発電の設計と価格を教えてほしい。
などのニーズに適確に応えてくれる太陽光発電専門サイトです。
上村社長は今後エコをテーマにサービスを拡充されていかれるそうです。
今後スマートグリッド化も確実、この市場広がりを見せることは明らかです。
同社の今後の動きに期待したいと思います。
上村さん今後とも情報交換よろしくお願いします。
emplexfuruya at 21:06|Permalink│Comments(0)