経営戦略

2012年01月26日

【財務分析】長期時系列分析

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です

長期時系列分析とは、10年間〜20年間の時系列で財務状況を比較するもの
環境の変化に合わせて分析することによって企業の収益力やクセを把握することができます。

時系列で比較する項目は、
売上高
粗利益
限界利益
経常利益
借入金総額
自己資本比率
損益分岐点比率
などがあります

企業の導入期、成長期、成熟期、衰退期を把握し 環境変化にどのように対応してきたかを把握することに
よって企業の収益性、営業力、生産能力 成長性を把握できます
過去最高の売上高、経常利益などで 良かった時期、規模を把握することができます。
時系列は 横軸に グラフ化することによって理解しやすくした方が良いと思います。

複数の事業がある企業は、事業毎にトレンドを追ってみること
市況データとリンクすることによって気づくこともあると思います。

歴史のある会社の皆さんは、是非一度チャレンジしてみてください

photo by MK



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2011年03月10日

なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?  「やってみなければ分からない戦略」

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

世の中いろいろな戦略がありますが
「ブルーオーシャン戦略」
「イノベーション戦略」
など差別化要因をどうやって探すかという事につきます。

本の中で推し進めている戦略は、
「やってみなければわからない戦略」です。
言い換えるならば
「正しい試行錯誤のすすめ」というのがこの戦略です。

皆さんの会社では
現場と上層との乖離が進んでしまって、
実施されない戦略が生まれてしまっていないでしょうか?

正しい戦略などないのだから、
視点を自社に向けて「アイディアの形」を作って
当たったアイディアを育てていこうといういうのが、
この「やってみなければ分からない戦略」の本質のようです。

•新しいアイディアを産む土壌作り
•実験をする土壌作り
•実行する土壌作り

土壌とは「場」作りです。
アイデア・実験・実行
今後は社内外の知を集めた場作りがポイントだと思います。




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2011年02月22日

2011年MBO過去最高

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

MBOの件数が今年に入って,
昨年を大きく上回るペースで推移しています。

先日お話させていただいた
ワークスアプリケーションズ
カルチュア・コンビニエンス・クラブ
アートコーポレーション
田中亜鉛鍍金など

MBOの主な理由としては
業容拡大のため経営の自由度を高める
内部統制報告書の作成などで事務作業量
監査法人への支払い費用の増加
非上場であっても銀行から低利で融資を受けられる
市場から資本調達する意味合いが薄れていること
などがあげられます。

IPOを目標とする未上場企業も
MBOを視野に入れた
今後の資本政策が一層重要になりますと思います。





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2011年02月08日

2011年「働きがいのある会社」ランキング

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

Great Place to Work(R) Institute Japanは、
働きがいのある職場について調査を実施し、
2011年「働きがいのある会社」ランキングとして発表しました。

 この調査は、
「従業員が会社や経営者、管理者を信頼し、自分の仕事に誇りをもち、
一緒に働いている人たちと連帯感をもてる会社」を、
「信用」「尊敬」「公正」「誇り」「連帯感」という価値観を5つ
のキーワードを基に、従業員と企業にアンケートを実施して、
働きがいのある会社として選考しています。

従業員250人以上の企業ランキング
1グーグル(Google Japan Inc.)
2 ワークスアプリケーションズ(Works Applications Co.,Ltd.)
3 マイクロソフト(Microsoft Co., Ltd.)
4 アサヒビール(ASAHI BREWERIES, LTD.)
5 Plan・Do・See( Plan・Do・See Inc.)
6 サイバーエージェント(CyberAgent, Inc.)
7 モルガンスタンレー(Morgan Stanley)
8 三幸学園(Sanko group)
9 イーライリリー(Eli Lilly Japan K.K.)
10 アメリカン・エクスプレス(American Express)
11 ディスコ(DISCO Corporation)
12 日建設計(Nikken Sekkei Ltd)
13 三井住友銀行(SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION)
14 明光ネットワークジャパン(MEIKO NETWORK JAPAN CO., LTD.)
15船井総研(Funai Consulting Company,Limited)
16 ネクスト(NEXT CO., LTD. )
17 インテル(Intel K.K.)
18 東京海上日動システムズ(Tokio Marine & Nichido Systems Co., Ltd.)
19 ブラザー工業(BROTHER INDUSTRIES, LTD.)
20 堀場製作所(HORIBA, Ltd.)
21 マルホ(Maruho Co., Ltd.)
22 ザイマックス(XYMAX corporation)
23 アボット(ABBOTT JAPAN CO., LTD.)
24 国分(KOKUBU & CO., LTD.)
25 良品計画(Ryohin Keikaku Co.,Ltd.)
26 野村総合研究所(Nomura Research Institute, Ltd.)
27 湘南美容外科(Shonan Beauty Clinic)
28 アルバック(ULVAC,Inc )
29 ガリバー(Gulliver International Co.,Ltd.)
30 バンダイ(BANDAI Co., Ltd.)

従業員250人以下の企業ランキング
1 コールド・ストーン・クリ-マリー・ジャパン(Cold Stone Creamery Japan Co., Ltd.)
2 日本ナショナルインスツルメンツ(National Instruments Japan Corporation)
3 ライフネット生命保険(LIFENET INSURANCE COMPANY)
4 スイート・ピアSweet Pea
5 ガイアックス(GaiaX Co.Ltd)
イーストン(Eastone.Co.Ltd)
ジョンソン(Johnson Co., Ltd.)
ロックオン( LOCKON CO.,LTD.)
MS&Consulting( MS&Consulting Co.,Ltd)
ネットアップ( NetApp K.K.)

「従業員が会社や経営者、管理者を信頼し、
自分の仕事に誇りをもち、
一緒に働いている人たちと連帯感をもてる会社」響きますね
各社が、どのようにして「場」を創っているのか興味あります



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2011年02月05日

ワークスアプリケーションズMBOで思うこと

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

昨日、業務パッケーシソフト開発の
ワークスアプリケーションズが、MBOを実施すると発表しました。

MBOの目的は
新しいラインナップとなるCRM系ソフト開発の先行投資
将来的には業績に負担を強いることを考えてのMBOということ
らしいです。

ここまでの快進撃はIPO効果があってからこそだと思います。
今後の戦略ビジョンは、
恐らく世界一のパッケージソフトウェアサービス会社
になることでしょうから
是非その道を貫き通していただきたいと思います。



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2011年01月21日

病院の管理会計

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

病院の管理会計は、
部門別損益計算、行動別、疾病別原価計算があげられます。

病院においては、医療の質をあげることが最重要課題であり、
それを維持発展するために管理会計があります。
したがって、まず医師や職員の働き易い環境づくりが必要です。
まずは人事管理体系を整備し、
この処遇でこうしたビジョンを一緒に達成していきましょうという
提示が必要です。

次に彼らが目的を達成できるよう、場を提供します。
場には道具がつきものでハードだけではなくソフトがなければなりません。
制度や仕事の仕組みといったものにおいてベストのものを
どうつくるかにマネジメントは腐心しなければなりません。

成果をあげるための道具は現場まかせにせず、
マネジメントサイドがそれをどのように整備し、
どのように成果をあげていくのかについてトータルでの
コントロールをする必要があります。

但し、医療現場はそれぞれの医師、職員にしかし、
定量目標を設定し、それをクリヤーすることを義務として提示
することが必要です。

最高の医療の質を確保するために、
どのように効率的かつ合理的に動くのかについてのマネジメントの支援
が必要です。

photo by YF

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2011年01月11日

コントリブーションPL

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

「コントリブーションPL」とは、
連結ベースでのPLにおいて、本社、地域、事業部で
同じ業績評価尺度を持つことを目指したものです。

これを活用することにより
一般的な連結決算では見えてこなかった事業部や
地域ごとの経営情報が、より正確に把握できるようになります。

コントリブーションPLの作成は、
海外関係会社の売上すべてと売上原価
(材料・仕入費、人件費、諸経費、輸送費など)の一部、
経営指導料、
ロイヤルティ費用などを控除します。

日本国内での売上については、
海外での売上金額とその付随費用
(売上原価、販売管理費など)を追加します。

こうしたプロセスを行うことで、
各地域が事業部単位のコントリブーションPLを作成します。

この前提としているのが、売上地域での利益集計の考え方です。
各地域のコントリブーションPLをすべて足していけば、
グループ連結が完成するわけです。

様々な地域・事業毎がマトリクス上に発生している企業には
適した手法と言えます。

photo by YF



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2011年01月04日

連結管理を支える経営情報の「見える化」の実践と課題

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

財務会計の観点で集計した経営数値は、
既に現場の意思決定を経た過去の情報であり、
事業目的に必ずしも一致しない、
法人別の税務会計の要請に準拠した会計情報です。

グループ各社の決算を集計する連結決算体制では、
連結経営に向けた戦略的意思決定は困難です。

経理・財務部門は財務会計を重視するあまり、
伝票処理、データ入力作業に多くの時間を取られ、
経営サポートで必要な分析に手が回らないのが実情です。
それでは、事業部と経理・財務部門の間に“断絶”が生まれてしまいます

この“断絶”を無くすには、事業部と経理・財務部門が同じ時間軸
で話し合えることが大切です。それには、先を見据えた予測が重要になります。過去ではなく、将来を見るという視点の転換が欠かせません。つまり、現在現場で行われている活動が、将来の財務諸表にどのように現れてくるのかを確認する必要があります。

原材料単価、発注数などから、帳簿を締める前に、
数カ月先を予測したPL(損益計算書)を作成します。
ポイントとなるのは、四半期レビューです。
その実施時期は期末ではなくて期中、第1四半期であれば2月に実施します。ここで今期と次四半期のPLを予測に基づいて作成します。

結果を見るのではなく、事業の成長に向けた青写真と、そのために何をすべきかという現実的な視点を加味して先を見通します。事業活動の結果は、会計情報として月次で報告されます。予測と実績に開きがあっても、基本的にアクションは変更ないと言います。
ここでは月次の報告を受けるだけ。
見直しが必要な場合は来期の予測PLを作成する四半期レビューの際に
フィードバックします。

実績と大きく開きがあると、予測は意味を持たなくなるため、
予測の精度が気になるでしょう。
競合他社の動向、市場や顧客ニーズなど外部環境の変化を様々な角度
から収集・分析し、先行指標の集計から会計情報への転換を行うなどの
精度向上に努めること

過去ではなく将来予測をベースにしているため、タイムラグが解消されます。
事業部と経理・財務部門が同じ時間軸で話し合うことで、
戦略的意思決定をサポートすることが大事ですね





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2010年12月10日

極度の取引先依存による終焉

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

元BMWの広告代理の(株)コーブ・イトウ広告社
(東京都港区六本木2−2−6、代表:コ−ブ・ピ−タ−・レオナルド)
は8月31日事業停止、事後処理を弁護士に一任したというニュース
がありました。
負債総額はは約11億円だということです。

この会社、海外にも進出するなど、
セールスプロモーション分野での実力を有していましたが、
BMWの広告を他社に取られピーク(05/3)では
40億円弱まであった売上高も、
前期は5億円台まで激減、赤字続きで今回の事態に至ったようです。
伊藤和宏氏は、BMWを日本に定着させた功労者の1人だということですが
売上の殆どを1社で占めていたのは、大変大きなリスクを抱えていた
ということになります。

皆さんの会社の取引先分析はいかがでしょうか?
売上と利益を分析してみましょう
特に利益は、プロジェクト別に集計した利益を集計することにより
意外な取引先が見えてくると思います。

photo by YF

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2010年12月09日

企業変革の革新

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

企業変革をするために必須の危機意識に特化して書かれた本です。
激しく環境が変化する現代において、
一つの成功に満足していては企業の持続的な成長・繁栄はありえません。

本書では、危機意識を維持し、
企業変革へと結びつけるための方法を成功・失敗事例も
ともに事例をあげながら解説しています。

その方法は主に以下の4つ。
・内向きな組織を外向きの組織にすること
・リーダーが危機意識を行動で示すこと
・危機を逆手にとって自己満足を払拭すること
・変革否定論者を退場もしくは無力化すること

各章の終わりには内容のサマリがあり、
事例を用いて非常に簡明に書かれているのでわかりやすいです。

変革否定論者を退場させるのは私も大賛成ですが
日本型の古い経営方式でいくとむずかしいですね。

またいくら業績が良い状況でも
奢らず
危機意識をもち
リーダーシップを発揮して
引っ張っていくことが重要だと思います。


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2010年12月04日

グッドデザイン賞 2010

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

グッドデザイン賞 2010 大賞選ばれました。

「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省によって創立された
「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を母体とする、
我が国唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。

この制度は、毎年ある一定数の「デザインが優れたものごと」を選び、
その選ばれたものをもって生活者や産業などに働きかけ、
社会全体をより豊かな方向へと誘導していこうとする活動を続けてきました。
制度創設以来「デザインが優れたもの」として選定し推奨してきた総数は、約30,000点に及びます。

2010年度は、
3136件の審査対象のうち、1110件(640社)が受賞しました。

この中で2010年の大賞は、
ダイソン社エアマルチプライアー

2010年度グッドデザイン金賞
ヤマハ 電子ドラム DTX950K

生活領域
電気自動車「日産リーフ」日産自動車株式会社
ハイブリッド乗用車 CR-Z 本田技研工業株式会社


仕事領域
蒸気ボイラシステム BP-201 三浦工業株式会社
ヒビヤカダン 日比谷公園店 売店第一号 株式会社日比谷花壇
カプセルホテル9h(ナインアワーズ) 株式会社キュービック


社会領域
歯科用超音波洗浄器 Vibringe BV
汎用超音波画像診断装置 FAZONE CB 富士フイルム株式会社
宇宙実験施設 「きぼう」日本実験棟 独立行政法人宇宙航空研究開発機構

ネットワーク領域
レンズ交換式 デジタルカメラ ハンディカム NEX-VG10 ソニー
ハイビジョン液晶テレビ ブラビア NX800シリーズ ソニー
教育用ノートパソコン Latitude 2100 Dell Inc

モノクロ複合機
コニカミノルタ bizhub 423/363/283/223 コニカミノルタテクノロジー
エンターテインメントプロジェクトデザイン AKB48 株式会社AKS

この中で
私が興味があるのは
ヤマハ 電子ドラム DTX950K
レンズ交換式 デジタルカメラ ハンディカム NEX-VG10 ソニー
カプセルホテル9h
機能性と情緒性をくすぐられています



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2010年11月26日

明治大学 ラグビー部 復活の戦略

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

明治大学のラグビー部が復活しています。
昨季の対抗戦で0−56と完敗した帝京大に競り勝ちました。

関東対抗戦は全勝しています。
何年ぶりでしょうか?
さすがかつてのカリスマキャプテンの吉田監督です。
今シーズンのプレイはまだ見ていないのですが
20年前の重戦車+強力なバックス陣を彷彿させてくれる
チームに仕上げてくれていることでしょう

あるインタビューにて吉田監督が語っていました。
「選手たち一人一人の力は、いまはどこの大学と比べても拮抗していると
思います。その中で強いチームとなるためには、
計画的に階段を登っていかなくてはいけない。
試合の中でも、これを出しきれば大丈夫という基礎をしっかりと
固めないと勝てない。
いまの明治の選手たちがきちんと吸収できる戦術、戦略も
合宿を通してしっかりと積み上げてきました」といいます。

残るは12月5日の早大戦。
吉田監督は「全勝で早稲田との一戦を迎えることに、
明治のプライドが戻ってきたことを実感している」
ということです。
その目には、1998年以来の優勝が見えていることでしょう。

ちなみに私は、関東学院ラグビーファンです。
正月の大学選手権まで両チームともに
勝ち上がってもらっていい正月を迎えたいと思います(笑)




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2010年11月15日

ピータードラッカーと浪費的コスト

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は、ドラッカーの提唱するタイプ別のコスト管理方法を紹介します。

1:成果に直結する活動(生産、営業など)
  このタイプの活動はコストとしてみてはいけません。
  あげた成果の大きさに注目します。

2:補助的なコスト(経理、総務など)
  必要最小限の仕事量を見積もり、それを最も効率的に行います。

3:その活動をやめてもそのダメージ以上のコスト節約になるもの
  当たり前に行っている活動も、
  よくよく検討してみると無意味になっている場合があるものです。
  辞める勇気を持ちましょう。

4:成果に全く貢献していないコスト‥『浪費的コスト』
  稼働していない設備・人員など。
  場合によっては浪費的コストの発見は
  大きなイノベーションにつながることがあります。

現場では浪費的コストを明らかにすることに抵抗があります。
「手空き状態」がまるでサボっているように見えるからです。
「成果に注目する」ことでしか解決できません。

浪費的コストには巨額であるにもかかわらず、
まったく意識されない場合があります。

ドラッカー曰く有名な例は20世紀半ばまでの海運会社です。
それまでの海運会社は、最大のコストは船が海を渡るときに
発生していると考えていました。
ですから、速く、安く運行できる船の設計や維持管理に意識
を集中させていました。

しかしながら、海運会社の最大のコストは港で発生していました。
かつて船の貨物の積み込み・積み下ろしは沖仲仕・陸仲仕によって
ほとんど人力で行われていました。
しかも日数は各5日ほどもかかったそうで、それがすむまで
次の船は港で停泊して順番待ちをしていたのだそうです。

海運会社はこのコストは変えることのできないものと見ていたわけです。

ところが、コンテナが発明されると状況が一変しました。
それは港におけるこのような状況が「浪費的コスト」と
認識されたことを意味しました。
海運会社はコンテナの積み込み・積み下ろしがしやすい船を
求めるようになり、船舶の設計思想が変わりました。

厳しい肉体労働であった沖仲仕・陸仲仕は
積み下ろし・搬送用機械のオペレーターとしての港湾労働者に変化しました。
そして貨物の運送コストは劇的に削減されたのです。

現在当たり前のようにやっている業務が
浪費的コストとされるのは
それを行っている社員からすると自信を亡くしてしまいそうですが
その次の業務をしっかりとイメージさせてあげることが重要ですね




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2010年11月14日

巨大企業に勝つ5つの法則

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「巨大企業に勝つ5つの法則」という本を紹介します。

規模で勝負は決しない。小よく大を制すの極意とは何か。
「身の丈を超えた目標を定める」
「劣勢を強みにする」
「変人を活かす」……。

本書は 化学、旅行、ソフト業界など、
多くの事例を緻密に研究して導き出した5つの法則が具体的に書かれています。

第一の法則 誰もが「無理だ」と言うことを実行せよ
誰もが無理だと考えることは先行者がいない/弱者は先行逃げ切りを目指せ/「誰も思いつかない商売」はないが、「誰も実行しない商売」はある/大きな市場は商売の源泉/大企業特有の弱点とは/リスクを取れない組織/異質性を排除する組織/経験者は経験から学ぶ、未経験者は歴史から学ぶ

第二の法則 身の丈を超える目標を掲げよ
身の丈に合った目標では、身の丈は伸びない/守勢に入ればつぶされる/旨味が少ないからニッチ市場なのだ/遠大な目標がモチベーションを生む/小さいからこそ成長余地が大きい/巨大企業は身の丈を超えられない/ビジネスが伸びれば、人材も伸びる

第三の法則 劣勢を強みに変えよ
小規模の強みは常に全力でなければならないこと/後がなければ、やるしかない/必要な経営資源は「現実」という情報/巨大組織は現場とヘッドクォーターが分離する/アライアンスによって情報力を高める/ひたむきさと情報力で規模と質の劣勢は逆転できる/まずは劣勢を認識せよ

第四の法則 変人を重視せよ
重視すべきは奇抜な発想/他人と違うから「差異化」できる/純粋培養のエリートより変人を大切にせよ/使える変人は、誰もが「無理だ」と主張する実現可能な案件を実行する/官僚的な大組織は変人を扱えない/小企業だからこそ変人を活かしやすい

第五の法則 サムライをリーダーにせよ
リーダーの役割は障害物を踏みつぶし、道を創ること/守旧派を変えなければ会社は変わらない/巨大企業にはスピードで対抗する/スピード経営とは要は「腹をくくる」こと/サムライしかサムライは見つけられない/減点主義の巨大組織に「サムライ」は残らない/上に噛みつく人材こそが困難を乗り越える柱となる/サムライ型リーダーvs温室育ちのリーダー/できる変人はサムライにしかついていかない

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2010年10月18日

恋人にしたい人の仕事タイプ

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

先日JTBグループの人事コンサルティング会社である
JTBモチベーションズという会社が
「仕事と恋愛に関するモチベーション調査」を発表しました。

上位は
「仕事を楽しむタイプ」(29%)
「プライベート重視タイプ」(24%)
「協調タイプ」(17%)
でした。

性別でみると、
男性は「プライベート重視タイプ」(36%)が高く、
女性は「仕事を楽しむタイプ」(36%)が高くなっています。
男女で恋人にしたいタイプには、違いがあるようです。

自分の仕事タイプ別にみると、
「プライベート重視タイプ」、
「きちんと仕事タイプ」、
「協調タイプ」、
「アイデアタイプ」、
「仕事を楽しむタイプ」、
「スペシャリストタイプ」など、
自分と同じタイプを選んでいる人も多くみられます。

恋人にしたい人の仕事タイプを選んだ理由を尋ねたところ、
男性で「考え方や価値観が自分と似ているから」(37%)、
女性で「相手から刺激を受けそうだから」(29%)
がそれぞれ1位でした。

そのほか、
男性では「いっしょにいて、リラックスできそうだから」(19%)が高く、
女性では「考え方や価値観が自分と似ているから」(24%)、
「信用・信頼できそうだから」(23%)
が高くなっています。

また恋人にしたくないタイプとしては
「出世志向タイプ」が4割を超える結果となっています。

私も仕事を思う存分楽しんで
「相手から刺激を受けそうだから」
「考え方や価値観が自分と似ているから」
と周りによい影響を与える存在になりたいと思います。

調査結果は↓から閲覧することができます。
皆さんも参考にしてください

https://www.jtbm.co.jp/images/pdfs/sigoto_renai.pdf

photo by MK

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2010年10月06日

不採算顧客の管理方法

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

プロジェクト管理会計の実績を重ねていけば
顧客情報に関連するプロジェクト情報を把握することが可能です。

会社全体・事業全体として売り上げは重要なポジションを占める
顧客が意外と採算ベースでは赤字だったりします。

不採算顧客の管理方法は、この実績を把握しながら
今現在走っているプロジェクトの予測利益
今後受注する可能性のある営業案件に対する
今後の戦略を図ることができます。

プロジェクト情報と取引先マスタを確実に連携させ
事業毎に取引先の売上・利益管理をされることをおすすめします。

また、これらをBIレポート化しながら
顧客別利益上位ランキングを把握することが
重要なポイントです。

photo by MK



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2010年10月02日

Ramen YAMADAYA 山田仁

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日は「ラーメンYAMADAYA」をご紹介します。
このラーメン店は、以前ご紹介しました
山田仁さんが経営されています。

場所は、日本ではなく
なんと「ロスアンジェルス」にあります!!

試行錯誤の中
ラーメン店経営のチャレンジが↓のブログ
にかかれています。
色々参考になります。

お客が来ないと売上が心配
お客が来ればオペレーションが心配
山田仁さんならではの経営術は
常に創造の中で生まれてきているようです。

http://ameblo.jp/yakiniku-jingo/

醤油もトンコツもおいしそうですね
ラーメン好きの私もこのラーメンを食べに
一度はロスへ遊びに行きたいと思います。

仁さん
がんばってください!!


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2010年10月01日

グループウェアのあり方

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は、大前研一さんのビジネスコラムを中心に
「グループウェアのあり方」についてお話したいと思います。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/116/index.html

大前さんは、経営コンサルタントとして
日本のグループウェアの代表格であるサイボウズ
に対して今後のグループウェアのあり方を語られています。

サイボウズは、これまでM&Aによる買収戦略を繰り返して成長してきました。
今後は、よその会社が考えてないことをやるべきだと。
しかも、グループウエアから派生する事業。

現在のグループウエアは、
会社のなかでスケジュールや情報、プロジェクトの管理など
を共有することが重要です。

フロントシステムとして
凄く大事なことを仰られていましたので
皆さんへご紹介したいと思います。

以下抜粋

もしプロジェクト管理の機能が経理につながるようになったら、
どうだろう。
中小企業であれば、A社から受けた仕事、B社から受けた仕事というように、
会社ごとにお金の建て方が違ってくるはずだ。
だからプロジェクトの進行管理だけでなく、会社ごとにコードを分けて、自動的に経理と連動するようにするのだ。

 そのように業務と経理を連動させたら、仕事の違う面が見えてくる。お客さんごとの違い、具体的に言えば「ここは顧客開拓にお金がかかっている」「この会社は技術やシステムにお金がかかっている」というようなことだ。プロジェクト別の収益性などもどんぶりではなく正確に把握することができるし、顧客開拓にかかった時間などが把握されていれば入札価格の設定などでは大きな力を発揮することができるようになる。

 スケジュールや施設を管理する、という消極的なグループウエアから経営の中枢に位置づけられるものになることが肝心である。そうすれば(大企業でも苦手な)ERPなどに手を染めないで会計ソフトと連動して、まさに中小企業の経営の近代化に貢献することができる。これは特に受注型の企業やプロフェッショナル・ファームのようなプロジェクト型の会社、経営そのものがグループ活動から構成されているような企業では必須の観点だ。

 スケジュール管理や連絡板のような機能は、いままでのグループウエアで十分だ。次のシステムでは、わたしなら経理(グループ別採算、固定費の回収、レートの正しい設定など)や人事(アサインメント、ベストチームの編成、評価、外部コラボレーションの企画など)まで連動するような機能を求めたい。既にサイボウズを導入している企業を中心に、新しくそういう追加ソリューションを売り込んでいけばいい。そうやって、業務の中核システムに踏み込んでいくのだ。

そういう方針が決まったら、M&Aによる買収先企業の選定基準も変わってくる。人事ならワークスアプリケーションズなどがリストに上がってくるだろう。経理ではたくさんの候補があるが、ライブドアから離れた弥生なども候補の一つだ。またグループの効率をよくするためには電話会議などを実現する必要がある。インターネット電話を駆使した会議システムもいまではスカイプだけではなく、NTTやAdobeも良い商品を出している。これらを組み込んで、スケジュール管理で決めた時間に一斉に電話会議に入るなど、ダイナミックな運営がユーザーには歓迎されるだろう。

 また顧客の連絡先や過去の打ち合わせログ、資料などもデータベースとして使うことが必要となる。つまり共通のデータベースの管理を、巨大かつ高価なオラクルやDB2などではなく、SQL系の小さなDB企業との連係で実現する。それも一つの方向である。

 日本最大のグループが営業部門であることに着目すれば、支店や課の単位でのグループウエアとは取りも直さずSFA(Sales Force Automation:営業支援システム)ということになる。最近ではASP型のSaaSとしてsalesforce.comのようなものも出ているが、日本の営業には必ずしもフィットしない部分がある。とくに顧客の特殊事情とか“貸し借り”、過去歴などは、まさにグループウエアの真骨頂ということになる。

 つまり、これらの展開をごく自然にやっていくためには、この若い会社には、ベテランの業務系に詳しい人材が必要ということになる。そのようにして、プロジェクト管理、経理、人事、会議運営、営業まで連動するような業務系ソフトを持っている会社に進化していくのだ。自社でやれない部分は買収、というよりも合併が必要かもしれない。そうやって、新しい同胞、仲間を得た上で、ゴジラ企業になるべく挑戦する。

 もちろんサイボウズの原点は、スケジュール管理を中心とした情報共有だ。スケジュールこそがトップから末端まですべての社員の資源配分であり、経費であり、企業の活動そのものである。わたしもそれに異論はない。そこを核として、周辺業務を次々に統合していけばいい、とわたしは言っているのだ。それが実現できたら再び速い成長軌道に乗ることができるだろう。

 ただそこまでのことを実現できる人材が、サイボウズ社内にはいないように見えるのが残念だ。もっともこれはサイボウズに限ることではない。IBMもマイクロソフトも、業務を本当に理解している人が何人いるか、というのがわたしの正直な見方だ。だから、グループウエアの範疇にとどまっているのだ。しかし、そこから出ないかぎり、今後の成長は期待できないだろう。

 実際、過去の歴史を見てもそれは明らかだ。IBMのロータスノーツは、もともとはロータス・ディベロップメンツが持っていたソフトだ。それをIBMが買収して手に入れた。だが、ロータスノーツのシェアは下がってきた。これは、グループウエアにとどまっていて他の業務系への橋渡しがうまくできていないために引き起こされた「必然」なのだ。開発段階では“学習する組織”などといっていろいろ革新的なものを出しているが、これを使いこなしている企業が少ない。つまり業務に密着したところから出発していない、という弱みがそこには見て取れる。サイボウズのチャンスはまさにここだ。

フロントシステムといわれるシステムの理想を追求するためには
業務・会計・マーケティング・ITの知識をもった人材が必要です。
偶然のキャリアを積んできた人は世の中にはいるかも知れませんね。










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2010年09月28日

知識デザイン企業

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「知識デザイン企業」という本を紹介します。

市場の境界の消滅、
既存市場の枠を超えた劇的変化、
予測不可能な競争相手、
新たな消費者意識の台頭などが進む中、
モノやサービスを単体で提供していては、
成長も利益も生み出せない時代になりつつあります。

知識デザインとは「つなげること」、
すなわち、ハード、ソフト、サービス、ビジネスモデル、
これらすべてを上手に組み合わせ、一つの世界を創り上げることです。

一方、日本企業に欠けているものは、
多様な要素、
離れた問題、
バラバラに存在する知をネットワークし、
統合して新たな価値を生む能力だと言われています。

これらを踏まえた上で、
「全体を俯瞰する視点」、
「世の中の多様な事象や現象、大量の情報や知識の中から、
人々を幸せにし、楽しませ、豊かにそして知的にする方法を読み取る能力」、「将来の変化に対する感受性と未来への視点」、
「仮説推論的アプローチと経験の重要性」、
「消費や生活をデザインする生活哲学を持つこと」
これらを創り出すのは、
従業員一人ひとりであり、
経営者は人を軸に置いた経営が重要と説いています。

昨日もお話しましたが
経営者はこの職場環境をいかに創り出すかが大事ですね





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2010年09月09日

働きがいのある会社

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本日は、Great Place to Work(R) Institute Japanが発表された
「働きがいのある会社」についてお話します。

ここで言う「働きがいのある会社」の定義は、 
「従業員が会社や経営者、管理者を信頼」し、
「自分の仕事に誇り」を持ち、
「一緒に働いている人たちと連帯感を持てる」会社のことを言います。

そして、この定義を実現する要素として、
「信用」「尊敬」「公正」「誇り」「連帯感」
の5つの要素を挙げています。

【働きがいのある会社ベスト10】

 1.ワークスアプリケーションズ
 2.モルガン・スタンレー証券
 3.Plan・Do・See
 4.マイクロソフト
 5.シスコシステムズ
 6.アサヒビール
 7.サイバーエージェント
 8.ディスコ
 9.トレンドマイクロ
10.日立ソフトウェアエンジニアリング

 (11〜25位の企業:50音順)

 キッコーマン
 国分
 ザイマックス
 東京海上日動システムズ
 日建設計
 日本イーライリリー
 日本ベーリンガーインゲルハイム
 野村総合研究所
 船井総合研究所
 ブラザー工業
 堀場製作所
 マルホ
 三井住友銀行
 三菱UFJ信託銀行
 明光ネットワークジャパン

10位以内6社がIT系と言われている会社ですね。
この中の傾向として言える事は、ほとんどの会社がパッケーシソフト業です。

受託中心で請ける仕事ではなく、自分たちの商品に誇りをもっていることも
関連しているかも知れません。

「働きがい」は仕事をしてからでないと分かりづらい部分ですが、
このようなランキングなどを参考にしてみてください。


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2010年08月21日

ジョン・コッターの企業変革ノート

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は、「ジョン・コッターの企業変革ノート」という本を紹介します。

ジョン・P・コッターは
1980年、ハーバード史上最年少の33歳で終身教職権を取得。
ハーバード・ビジネス・スクール松下幸之助冠講座教授。

自分の周り、もちろん自分に変革をもたらすためのヒントが
事例付きで書かれています。
何かを「変えたい」と思っている人におすすめです。

以前ご紹介しました『企業変革力』で、
変革が8段階によって行うことができると説いています。

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「企業変革」という文字で、取っ付き難く思うかもしれませんが、
十分「個人」や「テーム」「プロジェクト」「部署」の変革
につなげることや、気づきになるポイントが多いと思います。

自分の組織に充てはめて考えると面白いと思います。

また、自分の周りに展開し、変革に成功した暁には、
あなたの『企業変革ノート』を作って、展開してみては?どうでしょうか!?



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2010年08月03日

戦略会計入門

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日は「戦略会計入門」という本を紹介します。

戦略会計全体に適用される「五大原理」
機会原価、機会利得と組み合わせたCVP分析。
経済付加価値を超える「会計付加価値」
それを使った業績評価。
リスク・プレミアムの概念を導入したコスト管理
など様々なアプローチで管理会計を実践しています。

第1部 五大原理編(戦略会計の世界へ踏み出す前に;戦略会計の約束ごと ほか)
第2部 超ミクロ経済学編(戦略会計は「超ミクロ経済学」なり;機会利得を最大にするための条件 ほか)
第3部 CVP分析編(誰も見たことのない新しいCVP分析が始まる;M&A戦略で失敗しないために ほか)
第4部 業績評価編(部分均衡分析から浮かぶ需給曲線;製造と販売は、なぜ対立するのか ほか)
第5部 コスト管理編(コスト管理のリスク・プレミアム;ビジネス最前線からの報告 ほか)


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2010年08月02日

国際会計基準(IFRS)における法人税への影響

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「国際会計基準(IFRS)における法人税への影響」についてお話します。

IFRSの法人税における課税所得計算における調整する可能性は
いくつかあるようです。

?減価償却費については、最も注目されている事項です。
 IFRSでは、実際の経済的耐用年数を使用することとされており
 現行の税法の耐用年数とはセパレートすることになります。
 今後税法上の法定耐用年数が認められない場合もあるようです。

?リース取引については、ファイナンスリース取引の範囲が
 税法と異なってくる可能性があります。

?引当金については、現行の日本基準とIFRSでは異なっています。
 今後「有給休暇引当金」や「修繕引当金」などがでてきそうです。
 これらは税法上認められないケースもあり得ますので
 税務調整が必要になってきます。

?収益認識については。出荷基準が適用できなくなりそうです。
 サービス保証をする場合には、売上計上はしないで
 預り金などの負債として計上することになりそうです。

以上
特に大企業では、システム改修の対応が必要になってきそうですね

販売管理・固定資産リース資産管理・法人税対応など
準備しなければいけないことは沢山ありそうです。

私は、開示のための対応も重要ですが
未来の経営の把握するための管理会計が一番大事だと思います。

photo by MK










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2010年07月31日

旅館再生

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「旅館再生」という本を紹介いたします。

「なぜ日本の旅館が全国の観光地で衰退したのか。
そしてその復活の鍵は何なのか」
を全国の多くの旅館を取材したレポートをまとめたられたものです。

本の中では、旅館業界衰退の主犯を大手旅行代理店とし、
「日本旅館が、バブル崩壊直後まで、現実に訪れる旅行者の姿を見ず、
旅行会社の営業担当者の背中を見てサービスしてきた」
ことは現実だと思います。

今後の復活の鍵は日本旅館が持っていたホスピタリティにあると思います。

このおもてなしの精神
心からもてなす行動から個性のある魅力あるサービスにより
ブランド化させることが重要だと思います。



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2010年07月24日

産業構造ビジョン

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日は 経済産業省 産業競争力部会が
発表した「産業構造ビジョン」についてお話します。

これは、「今日の日本の産業の行き詰まりや深刻さ」を踏まえ、
今後、「日本は、何で稼ぎ、雇用していくのか」
についてまとめられたものです。

産業構造ビジョン2010の概要
本報告書では、
日本の産業を巡る現場と課題を徹底的に分析し、
世界の主要プレイヤーと市場の変化に遅れた日本産業の厳しい
「行き詰まり」を直視しています。

その上で、日本経済を再び成長の軌道に乗せるためには、
「国を挙げて産業のグローバル競争力強化に乗り出す」
ことが必要です。
そのためには、政府・民間を通じた「4つの転換」が
必要不可欠です。

1.産業構造の転換
隠れた強みをビジネスにつなげる「新・産業構造」の構築

2.企業のビジネスモデルの転換
技術で勝って、事業でも勝つ

3.「グローバル化」と「国内雇用」の関係に関する発想の転換
積極的グローバル化と世界水準のビジネスインフラ強化による雇用創出

4.政府の役割の転換
国家間の熾烈な付加価値獲得競争に勝ち抜く

この中には
日本経済の行き詰まり 行き詰まりの背景
今後の産業構造転換の方向性(五つの戦略産業分野)
地域の特性に合った多様な地域の発展モデル
新成長戦略〜「元気な日本」復活のシナリオ〜
なども含まれています。

新産業構造やその雇用創出
政府が中心となって新しいビジネスモデルを構築
していくことは喜ばしいことだと思います。
業務遂行社員中心の世の中だと思いますが
創造性のある社員を成長させることが重要なポイントだと思います。





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2010年07月21日

チーフコミュニケーションオフィサー CCO

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日は、チーフコミュニケーションオフィサー(以下CCOと省略)
についてお話をいたします。

CCOとは、対顧客にとどまらず、
社内外でデジタルコミュニケーションを提案できるような
人材のことを言います。

具体的には、
広報・宣伝・マーケティング・ブランディング・クレーム処理、
eコマース・コミュニティ形成など、
デジタルコミュニケーションを経営戦略で活かすことができる人です。

こうした人材には、バーチャルな世界でもリアルの世界でも、
高い対人コミュニケーション能力が求められます。

既に各企業内には、CCOのような役割を担っている人が存在し始めています。
しかしながら、そうした人材はまだ社会的には定義されておらず、
必要なノウハウや知識を体系的に学ぶ環境も整っていないのが現状です。

今後の企業には
このような人材を育成することが重要なポイントです。

photo by MK

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2010年07月13日

役員報酬の開示について

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日は「役員報酬の開示」についてお話ししたいと思います。

10年3月期決算から1億円以上の報酬を受け取った
上場企業の役員の氏名や金額を有価証券報告書に記載すること
が義務づけられました。

今回開示された1億円以上の報酬取得者のうち、
日産自動車のカルロス・ゴーン社長。
ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長
武田薬品工業のアラン・マッケンジー元取締役らが上位に
入りました。

今回、金融庁が開示の義務化に踏み切ったのは
「業績と比較して報酬が適正かの判断が可能になる」
との狙いもあったようです。

赤字の企業ーや無配の企業でも高額報酬役員がいたことで、
今後報酬の算定プロセスを明らかにするよう
来年の総会では、この話題が注目を浴びることになると思います。

役員の責任というのは、有限責任であっても
大きいのはわかりますが
しっかりとしたビジョンをもって企業価値を向上しているか
ここが報酬算定のプロセスに入っても過言ではないかと思います。

Photo by MK




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2010年06月29日

企業が使用するフォントの重要性

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

企業が使用するフォントの重要性について
お話したいと思います。

企業がブランドアイデンティティを導入する際、
指定書体を定め、統一して使用する
これを一般的には「コーポレートタイプ」
と呼びます。

日常使用するフォントがマークやロゴタイプなどと
同じレベルで位置づけられ、社内文書からショールーム
のサインに至るまで。全関係者が企業やブランドのイメージ
に貢献できることにあります。

対外的なコミュニケーションは
ロゴから見積書・請求書まで
↓のようなツールがあると思います。

フォントは基本欧文中心に作られていますが
和文とのバランスを図ることが重要です。
オリジナリティの高いコーポレートタイプを
作成している会社もあるほどです。

日本語コミュニケーションの基礎として
新しいブランディング手法である
「コーポレートタイプの開発」
をどの企業が口火を切るか期待したいところです。

↓は私の好きなブランドであるBMWが使用しているフォント会社です。
http://www.linotype.com/de/

社名ロゴ
スローガン
会社案内
アニュアルレポート
企業出版物
名刺
封筒
プレゼンテーション
サイン
webサイト
プレスリリース
記念式典
報告書
ビジネスレター
企画書
見積書・請求書



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2010年06月25日

ブイキューブ 間下社長

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日はブイキューブ 間下社長を紹介いたします。
間下さんと出会ったのは今から8年程前。
以前在籍していた会社の製品連携で協業させていただきました。

ブイキューブさんはWeb会議市場シェアNo.1! 

日本で一番使われているWeb会議
「V-CUBE ミーティング」で、
出張費の大幅削減を実現できるソリューションです。
国内外に拠点を持ち、出張費コストがかかっている企業
コスト削減、出張費削減を考えている企業には
ぴったりのソリューションです。

間下さんは、慶応大学理工学部に在学中のとき、
知り合いからホームページの制作を依頼され、
大手広告代理店との競合に勝ったことから学生ベンチャーの道を歩み、
20歳のときに起業。

現在では、再開発で活気づく中目黒駅前の大きなビル内になり、
資本金は約4億円、社員数も130名程いらっしゃいます。

web会議ではナンバーワンソリューションのブイキューブさん
今後はグループウェアやSFA等クラウドでの連携も
面白い展開をされていかれているようです。

日本企業もクラウドベースで
インフラが統合されればweb会議で出張費も削減できると思います。

web会議をお探しの場合、おすすめのソリューションです。












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2010年06月23日

経営コックピットの話

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日知り合いから経営を可視化するという題材で
面白いお話を聞きましたので紹介いたします。

その方が通う大学院の講義で、
元大手食品メーカーのCEOの話を聞く機会がありました。
中でも、経営コックピットの話が興味深かったとのこと。

彼曰く
「教科書的なお話でしたけれども、
チェックポイントが明確で、実際に活用していた方は
違うな、と思いました。

同社の場合は、
[売上高]
=[変動費]
 +[付加価値]=[固定費]+[利益]
の5つの数値で全体を把握しているとのこと。

特に、変動費は変動費=原材料費と割り切って、
在庫の変動も無視することで、
週次で判断を可能にしているそうです。

表示されるグラフは、常々古谷さんが仰っていた
予算+実績と同じ!(さすがですね!)

こうして単純化した上で、
・バラツキを把握するため、合計だけではなく内訳も並べる
・現場(マネージャ)に共有する

という視点を加えて、
事業部当たりの売上が200億〜1500億規模の
組織を運営していたそうです。

バランスト・スコアカードの実践例、というところでしょうか。

でも、いくら素晴らしいシステムを構築しても、
使い手が、他人に講義できるくらい理解をしないと
効果は生まれないんだろうな、とも改めて思いました。」

ここ大事ですね
いくら素晴らしいレポートを持っていたとしても
数字の創り方仕組み化して
実践しながら修正を加えていくことが大事です。

また週次でフォーキャストを判断すること
先週末のフォーキャストと
今週末のフォーキャストを把握できる仕組み
ここが大きなポイントです。

Photo by MK





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2010年06月21日

企業変革力

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「企業変革力」という本を紹介いたします。

著者であるジョン・P・コッターは、
ハーバード・ビジネス・スクールの教授です。

「だれでもすぐれた変革リーダーになり得るが、
そのためには強い意思とスキルが要求される。

この著書は、リーダーが強い意思とスキルを身につけることを
支援するために書かれています。

スキルは、いかにすれば組織をさらに向上させる変革に成功するか、
または失敗するかについての分析を通じた深い洞察からうまれます。
強い意思は、この本を通じて紹介されるインスピレーション
と日本で伝統的に受け継がれている意思との組み合わせから生まれる」
といいます。

変革推進のための8段階を、
具体的な実証、実例にもとづいて次のように明示しています。

企業内に十分な危機意識を生みだす
変革を推進する連帯チームを形成する
ビジョンと戦略をたてる
変革のためのビジョンを周知徹低する
変革に必要とされる広範な行動を喚起するために人材をエンパワーする
変革の勢いを維持するために短期的成果を挙げる
短期的成果を活かして、さらに数々の変革プロジェクトを成功させる
新しく形成された方法を企業文化に定着させ、より一層たしかなものにする

また、
21世紀に向けて、どのようにキャリア・ディベロップメントを
図っていくべきかという点についても、
助言を提供してくれています。

益々変化の激しくなる環境で、他人の意見に耳を傾け、
新しいアイディアをテストし、成功についても失敗についても内省を進め、
失敗を乗り越えて自らを向上させるために生涯を通じた学習を続ける、
というキャリア・ディベロップメントが提示されています。

このビジョンが実現したら、顧客にどのような影響がおよぶか。
このビジョンは株主にどのような影響をおよぼすのか。
このビジョンは従業員にどのような影響を及ぼすのか。

卓越したビジョンは、たとえそれがわずかな重要人物たちに
理解されているだけでも効果があります。

しかしビジョンに伴う真のパワーは、
企業とその活動に従事しているほとんどの人たちが、
ビジョンに示された目標と方向について共通の理解を持ったときに、
さらに効果的に発揮されます。

ビジョン

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ポジショニング戦略

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は「ポジショニング戦略」という本を紹介いたします。

ポジショニングとは消費者の頭の中に
伝えたいメッセージを認知してもらうことです。

企業が行うべきポジショニングは、
ライバル企業のより先んじて消費者の頭の中に“一番乗り”して、
消費者の心変わりのきっかけを与えないことが重要です。

既に競合が確固たるポジションを築いている場合は、
ブルーオーシャンを見つけるか、
自社の優位性を強調して競合のポジショニング崩しを行うことで
自社のポジションを確立。

世界中で30年間読み継がれ、
マーケティングにまつわる書籍の原点であることに納得。

emplexfuruya at 18:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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