製造業のプロジェクト管理会計

2012年07月26日

他勘定振替

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

他勘定振替とは、製造原価の項目をほかの勘定項目に振替することをいいます。

主に製造業で使う振替処理ですが システム系の会社の場合
パッケージソフトの制作会社で多く活用されています。

販売目的のパッケージソフトウェアの製造原価は労務費・外注費のほか減価償却費、交通費など、
開発かかわる費用をいいます。
この製造原価全体から 販売目的のパッケージソフトが完成した分
資産へ振替する際、製造原価の控除科目として「他勘定振替処理」を行います。
〔借方〕ソフトウェア /〔貸方〕他勘定振替高

売上高           xxxx
売上原価
 期首製品棚卸高 xxx
 当期製品製造原価 
    材料費 xxx
    労務費 xxx
    外注費 xxx
    経費  xxx
    計    xxx
 他勘定振替高 xxx
当期製品製造原価計 xxx
 期末製品棚卸高 xxx  xxxx
売上総利益         xxxx

となります。
他勘定振替高という勘定科目はこの場合は売上原価の控除科目になります。

この他勘定振替
パッケージソフトウェアの開発会社は おさえておくべきポイントです。

photo by YF

※プロジェクト管理会計研究所 オリジナル業務ノウハウ コンテンツショップ準備中
http://projectkanri.shopselect.net

emplexfuruya at 21:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年01月31日

プロジェクト原価管理 製造業版 ローヤル電機 加藤さん 

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プロジェクト管理会計研究所の古谷です。

本日はJASDAQに上場されているローヤル電機の加藤さんをご紹介いたします。
加藤さんは、現在ローヤル電機の管理本部長であり、
子会社の多賀製作所の代表取締役副社長でもあります。

http://www.taga.co.jp/japanese/kaijijouhou3.pdf#search='加藤洋一 ローヤル 多賀'

加藤さんとの出会いは、今から7年程前、
以前エンプレックスの親会社であったイーシステムの監査役でありました。
私はエンプレックスの経営管理部長、加藤さんは親会社の監査役であり
エンプレックスの監査役という関係でした。

元々加藤さんは、横浜銀行ご出身で、スイスへ長期出張されたりする
国際派です。数字やコンプライアンスには非常に声が強かったので
IT業界の管理会計や経営管理手法については、かなり議論を交わしました。
当然楽しい思い出です。

現在加藤さんは、多賀製作所の再建に力を入れられております。
多賀製作所は、自動車巻線機製造技術は業界でもTOPクラスで
・ハイブリッド用アシストモーターの製造
・アンチロック用ブレーキコイルの製造など環境配慮型ビジネスに
特化されています。

事業再建という話を聞いて先日お邪魔させていただいたのですが
まさにそれは、the goal の世界です。

受注型製造業のプロジェクト原価管理のあり方においては
営業時の原価見積もり⇒詳細設計時原価見積もり
ここは設計という段階でも工程管理=コストをいかに生産性高く
見積もれるかになります。
製造中のコスト(時間)管理など
営業・設計・製造・管理がいかに共通のプラットフォームで原価情報
を管理できるかが大きなポイントとなります。

加藤さんはここの部分の、改善を今年からチャレンジされています。
私も精一杯の協力をさせていただくつもりです。

プロジェクト管理会計研究所:古谷 幸治
 
Twitterはこちらemail: ykfuruya@ybb.ne.jp
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2010年01月13日

プロジェクト原価管理 製造業 受注生産勝利への方程式

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澁谷工業株式会社の代表である澁谷弘利さんが執筆された本を紹介します。
50年間ボトリングの分野において、国内TOPの世界的企業へと発展
した現役の社長である澁谷氏

合理的で的確な経営判断を行うための究極の原価管理法、「予実原価管理」とは? 事例を紹介しながら、その活用法をわかりやすく解説。

予定原価管理活動の成果とは・・・?

製造業中心のお話になりますが
その管理会計のあり方は非常に参考になりました。

気になる主なキーワードを掲載しておきます。
・個別受注単位でも原価企画活動とは?
・予定原価管理の第一歩は管理職の教育から
・見積書のシステム化、および部品表と連動した予定情報などに
  よる予定原価管理の精度向上
・完成以後の事後の正確な原因分析のあり方
・自社と外注先の生産性比較
・一人当たりの売上高と生産性
・厳しい受注状況の中でのコストコントロール
・コストコントロールの中での固定費/変動費割合のあり方

以上いかがでしょうか?
財務という観点ではなくプロジェクト型ビジネスの管理会計という観点で
大変参考になるエッセンスが沢山つまっています。

特に個別原価計算という業務に忙殺され現場の採算意識や
完成後における
「営業時見積もり原価」「製造時実行予算原価」「完成原価」
の比較はフロントシステムとしてあるべき姿だと私は確信しています。

プロジェクト型ビジネスの経営管理責任者を担う方には必読の一冊です!

プロジェクト管理会計研究所:古谷 幸治 
email: ykfuruya@ybb.ne.jp
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経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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