2013年03月

2013年03月27日

じゃ、やってみれば 感動という商品を創り出す36の言葉

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

この本は、友人である日本実業出版社の出版プロデューサーが企画された本
著者は、映画プロデューサーとしてだけでなく、
日本を代表する映像制作会社「ROBOT」の創業者でもあります阿部秀司さん

『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズの本広克行監督、
第81回アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した『つみきのいえ』の加藤久仁生氏、
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督、
『海猿』シリーズの羽住英一郎監督をはじめ、多くの人材を発掘し、育ててきた方

そんな著者のROBOTの創業から現在に至るまでを通して、
「チームを1つにまとめるために大切なこと」
「人に思いを伝える・広めるためには、どんな手段が効果的か」
「どんなところで才能を見抜き、育てていくか」
「社員がやりたいことをやり、ヒット作品を生み出す組織をいかに育てているのか」
といったマネジメント論、コミュニケーション論についても紹介されています。

「いいものをつくったけれど、売れなかった……」
「いいモノをつくる」というクリエイティブな面と、「お金を稼ぐ、儲ける」というビジネスの面
をいかに両立させるか、という壁にブチあたることは少なくありません。

ビジネスでは「クオリティと費用のバランスの葛藤」は避けて通れない
映像制作に関わる方には必読の一冊です

2013年03月26日

ABC改善の切り口

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

「ABC改善の切り口」について

ABC(Activity-Based Costing、活動基準原価計算)は、
1980年代のアメリカで製造業の間接費を製品に配賦する方法
として考案されました。

「なぜコストが増加しているのか」
「どのプロセスが原価を押し上げたのか」
「どの顧客が利益を産んでいるのか」・・・
ABCによる管理会計ソリューションは、これらの問いに数字で回答を出し、
経営のナビゲーションツールとして活用されています。

実際ABCを分析しどのような改善手法があるのかを
以下の通りあげておきます。

1)パート アルバイトによる変動費化
2)共有化 集約化 統合化
3)目的明確化
4)移動コスト削減
5)システム化
6)オフィスレイアウト効率化
7)承認階層を削減

知識型産業のおいては時間が大きなコストになります。
生産性をあげるための施策は大切ですが
まずは会社の意識改革が大事ですね

photo by yukiharu furuya


2013年03月25日

マーケティングとプロジェクト管理会計との連携

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

プロジェクト管理会計とマーケティングはつながるのでしょうか?
ABC(Activity Based Costing)を使うと、顧客別損益管理に分解できます。
これにより
プロジェクト管理会計は顧客単位で紐付けることができます。
セールス部門でもABCを連携し意識を変えることが出来ます。

この数字を活用し
プロジェクト利益を、R&D部門や製造部門に反映し、マーケット志向を持たせることが重要です。
技術志向や、製造部門のコスト志向に引っ張られて、
マーケット志向が失われないよう
まずはプロジェクト原価管理を実践することがファーストステップだと思います。

photo by yukiharu furuya

2013年03月21日

ベスト オブ ブリードか、ベスト オブ スイートか?

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

ベスト オブ ブリードとは、
一社のシステムベンダーのスイート製品(総合された機能がパッケージ化された製品)ではなく、
業務や機能ごとに製品を組み合わせるシステム構成のことをいいます。

具体的には 生産管理、販売管理、購買管理、顧客管理など
個別のシステムを業務として活用し 財務会計へ
一方通行的で組み合わせて使うような手法です。

ベスト オブ ブリードがよいか、ベスト オブ スイート(統合製品)がよいかは賛否両論あるのですが
統合製品で統一すると開発工数の削減につながり、
初めからスイートとして設計されたものであれば、
全体最適を考慮したビジネスプロセスを実現しやすいといえます。

僕としての意見は 
基本業務に集中してカスタマイズを意識しなければ業種に特化したスイート(統合)製品が良いと思います。
なぜならばデータ連携を意識した 
プロジェクト軸
取引先軸
部門軸
担当者軸
先読み予測データを取得することができます

スイート製品はビジネスモデル上 パッケージ製品が多く 
最近トレンドのsaas形式での提供されている製品は少ないのが現状
今後 Webサービスをベースとして個別のシステムは連携技術が発展してくると思います。

これらの個別システムの連携機能を活用して
ベスト・オブ・ブリード的なシステム構築が有利になることも予想できます。
saas型の個別システムのテクノロジーも重要ですが 業務を知り尽くしたサービス会社
が生まれてくることを望みたいと思います。

photo by yukiharu furuya

2013年03月18日

グループウェアのあり方

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は、大前研一さんのビジネスコラムを中心に
「グループウェアのあり方」についてお話したいと思います。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/116/index.html

大前さんは、経営コンサルタントとして
日本のグループウェアの代表格であるサイボウズ
に対して今後のグループウェアのあり方を語られています。

サイボウズは、これまでM&Aによる買収戦略を繰り返して成長してきました。
今後は、よその会社が考えてないことをやるべきだと。
しかも、グループウエアから派生する事業。

現在のグループウエアは、
会社のなかでスケジュールや情報、プロジェクトの管理など
を共有することが重要です。

フロントシステムとして
凄く大事なことを仰られていましたので
皆さんへご紹介したいと思います。

以下抜粋

もしプロジェクト管理の機能が経理につながるようになったら、
どうだろう。
中小企業であれば、A社から受けた仕事、B社から受けた仕事というように、
会社ごとにお金の建て方が違ってくるはずだ。
だからプロジェクトの進行管理だけでなく、会社ごとにコードを分けて、自動的に経理と連動するようにするのだ。

 そのように業務と経理を連動させたら、仕事の違う面が見えてくる。お客さんごとの違い、具体的に言えば「ここは顧客開拓にお金がかかっている」「この会社は技術やシステムにお金がかかっている」というようなことだ。プロジェクト別の収益性などもどんぶりではなく正確に把握することができるし、顧客開拓にかかった時間などが把握されていれば入札価格の設定などでは大きな力を発揮することができるようになる。

 スケジュールや施設を管理する、という消極的なグループウエアから経営の中枢に位置づけられるものになることが肝心である。そうすれば(大企業でも苦手な)ERPなどに手を染めないで会計ソフトと連動して、まさに中小企業の経営の近代化に貢献することができる。これは特に受注型の企業やプロフェッショナル・ファームのようなプロジェクト型の会社、経営そのものがグループ活動から構成されているような企業では必須の観点だ。

 スケジュール管理や連絡板のような機能は、いままでのグループウエアで十分だ。次のシステムでは、わたしなら経理(グループ別採算、固定費の回収、レートの正しい設定など)や人事(アサインメント、ベストチームの編成、評価、外部コラボレーションの企画など)まで連動するような機能を求めたい。既にサイボウズを導入している企業を中心に、新しくそういう追加ソリューションを売り込んでいけばいい。そうやって、業務の中核システムに踏み込んでいくのだ。

そういう方針が決まったら、M&Aによる買収先企業の選定基準も変わってくる。人事ならワークスアプリケーションズなどがリストに上がってくるだろう。経理ではたくさんの候補があるが、ライブドアから離れた弥生なども候補の一つだ。またグループの効率をよくするためには電話会議などを実現する必要がある。インターネット電話を駆使した会議システムもいまではスカイプだけではなく、NTTやAdobeも良い商品を出している。これらを組み込んで、スケジュール管理で決めた時間に一斉に電話会議に入るなど、ダイナミックな運営がユーザーには歓迎されるだろう。

 また顧客の連絡先や過去の打ち合わせログ、資料などもデータベースとして使うことが必要となる。つまり共通のデータベースの管理を、巨大かつ高価なオラクルやDB2などではなく、SQL系の小さなDB企業との連係で実現する。それも一つの方向である。

 日本最大のグループが営業部門であることに着目すれば、支店や課の単位でのグループウエアとは取りも直さずSFA(Sales Force Automation:営業支援システム)ということになる。最近ではASP型のSaaSとしてsalesforce.comのようなものも出ているが、日本の営業には必ずしもフィットしない部分がある。とくに顧客の特殊事情とか“貸し借り”、過去歴などは、まさにグループウエアの真骨頂ということになる。

 つまり、これらの展開をごく自然にやっていくためには、この若い会社には、ベテランの業務系に詳しい人材が必要ということになる。そのようにして、プロジェクト管理、経理、人事、会議運営、営業まで連動するような業務系ソフトを持っている会社に進化していくのだ。自社でやれない部分は買収、というよりも合併が必要かもしれない。そうやって、新しい同胞、仲間を得た上で、ゴジラ企業になるべく挑戦する。

 もちろんサイボウズの原点は、スケジュール管理を中心とした情報共有だ。スケジュールこそがトップから末端まですべての社員の資源配分であり、経費であり、企業の活動そのものである。わたしもそれに異論はない。そこを核として、周辺業務を次々に統合していけばいい、とわたしは言っているのだ。それが実現できたら再び速い成長軌道に乗ることができるだろう。

 ただそこまでのことを実現できる人材が、サイボウズ社内にはいないように見えるのが残念だ。もっともこれはサイボウズに限ることではない。IBMもマイクロソフトも、業務を本当に理解している人が何人いるか、というのがわたしの正直な見方だ。だから、グループウエアの範疇にとどまっているのだ。しかし、そこから出ないかぎり、今後の成長は期待できないだろう。

 実際、過去の歴史を見てもそれは明らかだ。IBMのロータスノーツは、もともとはロータス・ディベロップメンツが持っていたソフトだ。それをIBMが買収して手に入れた。だが、ロータスノーツのシェアは下がってきた。これは、グループウエアにとどまっていて他の業務系への橋渡しがうまくできていないために引き起こされた「必然」なのだ。開発段階では“学習する組織”などといっていろいろ革新的なものを出しているが、これを使いこなしている企業が少ない。つまり業務に密着したところから出発していない、という弱みがそこには見て取れる。サイボウズのチャンスはまさにここだ。

フロントシステムといわれるシステムの理想を追求するためには
業務・会計・マーケティング・ITの知識をもった人材が必要です。
偶然のキャリアを積んできた人は世の中にはいるかも知れませんね。

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2013年03月13日

デザイナー は労務費か?

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

デザイナー は労務費か?
とあるデザイン会社の経営者から先日相談を受けました。

一般的には
デザインを受注に基づく物づくりとして例えるならばする人は労務費、
社内デザインをするコストは人件費になります。
営業もする社内デザイナーはどっちなんだってなりますからね。

上場しているWEB制作会社は数社ありますが
製造原価の労務費で処理している所が多いようです。
また制作会社において営業兼ディレクターという社員もいます。

営業工程における工数は販売管理費
デザイン製造工程における工数は製造原価で処理します。

この場合は、しっかりとした工数管理が必要です。
気をつけなくてはいけないのは
原価と販売管理費の予算管理です。

ディレクター全員が営業活動に入ってしまうと
粗利益はよくなりますが販売管理コストが上がります。

一人一人の
しっかりとしたABC活動標準原価計算を計画し コスト管理することが求められます。

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2013年03月11日

フォーキャスト経営のススメ

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

売上予測集計
どこの会社も当月の売上予測はエクセルで集計していることが多いようです

先日一部上場企業のマネージャーに聞いたときは驚きでした
数千名の社員がいる企業が当月分の売上予定をエクセルで部門毎
集計し、経営企画がその部門集計をまたしているそうです。
おそらくズレやダブりもあることでしょう・・・
結局は、財務会計の数値が実績になるわけですが
ここの乖離を図るのに人間力が必要なのは
ここの会社さけではないように思われます。
貴方の勤めている会社は大丈夫ですか?

規模が大きくなればなるほど、
・この集計をエクセルでは面倒だし
・ダブりもありえますし
・検収や納品のズレがあるとそこもなかなか見えてこないし
・保守の売上などは月次できちんと計上しなければなりません
・当月だけで相当苦労を要するのですから今期全てを把握する
 ことは相当な労力を使うことになるでしょう
・特にこの集計をマネージャークラス(年収1000万円を超える)
 人がおそらくゾロゾロいるのであれば相当なコスト負担になりますね

売上予算に対してリアルタイムに今の達成度合いが見えるのは
経営者としては、重要ですね

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2013年03月06日

営業会議の進め方

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

毎月1回若しくは週1回
営業会議を行っている会社は多いと思います。

営業会議にも良い営業会議と良くない営業会議があると思います。
この中でも
売上向上に役立つ営業会議と、
時間を消耗させるだけで、営業社員の士気を低下させる営業会議があります。

中には1時間で終わる内容を丸一日かけて会議をやって、
昼飯を経費で弁当などを取りまして、
営業会議の収穫が美味しい弁当だったなんて事も有るようです。

私が思うやらないほうが良い営業会議
■資料を読み上げるだけの営業会議
会議と名が付くのですから、議論が行なわれない、
資料を読み上げるだけの報告会になってはいけませか?

■上司の演説会になってしまっている
営業会議になりますと、ここぞとばかり張り切って長々と
訳の分からない演説を始める上役もいますが、
これは全くの時間の無駄です。

■単なる売り上げ不振の営業社員の吊るし上げの場
になってしまっている。
売り上げ不振の営業社員こそ、営業会議をきっかけに、
やる気を出して復活のきっかけになってもらわねばなりませんが、
更に士気を低下させるような会議にしてはいけないです。

良い営業会議のやり方
■少なくとも3日前までには必要な資料は配布して出席者に読ませて置く事。
■議論する事も事前に通達しておくこと。

等々有りますが、先ずは思い切って時間を
半分くらいにしてみるのは如何でしょうか?

そうすると、わざわざ会議でやる必要が無い事は無くなって
より効率的な営業会議になると思います。

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2013年03月04日

不採算顧客の管理方法

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

プロジェクト管理会計の実績を重ねていけば
顧客情報に関連するプロジェクト情報を把握することが可能です。

会社全体・事業全体として売り上げは重要なポジションを占める
顧客が意外と採算ベースでは赤字だったりします。

不採算顧客の管理方法は、この実績を把握しながら
今現在走っているプロジェクトの予測利益
今後受注する可能性のある営業案件に対する
今後の戦略を図ることができます。

プロジェクト情報と取引先マスタを確実に連携させ
事業毎に取引先の売上・利益管理をされることをおすすめします。

また、これらをBIレポート化しながら
顧客別利益上位ランキングを把握することも重要なポイントです。

photo by yukiharu furuya

経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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