2018年02月19日
損益分岐点売上高の予想について
プロジェクト管理会計研究所 古谷です
戦略的に先を読む会計手法の紹介です
損益分岐点売上高の予想
損益分岐点売上高とは、利益が0円のときの売上高のことを言います
わかりやすく言うと
売上高がこの額を超えれば利益が出て、この額を下回れば赤字というときの売上高です
”利益が出る売上高”とは、”総費用を上回る売上高”ということですので、
正確な損益分岐点売上高を知るためには、予想される費用を徹底的に洗い出すことが重要です
費用は、その性質によって、大きく2つに分けることができます
固定費と変動費です
まずは固定費
主に人件費 家賃 広告費 減価償却費 など
このかかる固定費をなるべく詳細に予想していきます
次に変動費
これは売上に応じた費用になります
個数及び顧客数 × 原価率など
原価率はビジネスによっていろいろな係数になると思います
変動費は、売上高が0円のときは0円ですが、売上高が増えれば増えるほど、多くなっていきます
ここで算出した 固定費 変動費を活用し以下計算式で算出します
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷{(売上高 − 変動費)÷ 売上高 }
予想売上高の算出方法として
個数及び顧客数 × 単価
これを算出することにより 必要な顧客数 販売個数を把握することができます
以前デジタルデータの販売ビジネスを構築したとき
徹底的に この顧客数 販売個数にこだわってビジネスを構築したことにより
大きくビジネスを伸ばすことができました
大切なことは
見込み個数及び顧客数をだれだけ確保できるか?
ビジネスモデル構築上 どれだけの正確な予想ができるか
積み上げた売り上げを確保できるかがポイントになります
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