2017年02月12日

奥井秀彦のFP&Aコラム 家庭のFP&A 〜 家計簿にも複式簿記を その1 〜

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

本日は、奥井秀彦のFP&Aマネージャーコラム

今回は少しFP&Aとは離れて柔らかい話『家計簿にも複式簿記を』について、(全くもって)勝手な持論を書き綴りたいと思います。

最近ではフィンテックやスマホアプリの進歩もあり、レシートをスキャンするだけで、あるいはクレジットカードの請求書を自動的に読みとることで家計簿が簡単に作れたり、そればかりでなく、それを元に支出項目別に傾向を分析し、グラフ化したり、連携している銀行の預金を元に将来のプランなんかも提案してくれるなどと、FP&A顔負けの機能を持つアプリなんかも登場し、そのうち会社のFP&A業務もAI化され ”将来消えてしまう仕事” にリストアップされてしまうのではないかと心配になる今日この頃です。(まぁ、このコラムでも書いている通り自動化とはほど遠い力仕事なので、しばらくは無いとは思いますが 笑)

そんな家計簿ですが、原始的なものでもフィンテックを活用した最新のものでも共通しているのは、現金をベースとした『単式簿記』であるという点です。

単式簿記には貸借対照表も損益計算書もありません。あるのは現金を中心にした出納帳のみで、結果として現金がいくら残ったかを記録するというものです。

家計簿はその単式簿記を採用した現金主義方式により、その増減要因をカテゴリー分けし、あるいは過去の推移と比較し、多かったか少なかったかの分析を行い、あるいはそれを次月以降の支出の参考にすることに使われているツールです。一般的には。

例えば電気代を毎月比較して『夏場に多かったのは、きっとエアコンをたくさん使ったせいだわ』とか、『12月に食材費が多かったのはおせち料理の用意のせいだわ』とか『ガソリン代が高かったのは最近の原油の値上がりのせいだわ』などと予算オーバーした理由を考えて ”自分自身を納得させる” とか、夏休みの家族旅行が響いて支出が多かった翌月は、被服費や外食費を抑えるようにコントロールし、これでなんとなく”帳尻があったような気分にさせて貰える” というのも、もっと言えば、 『今月はボーナスが入ったから、贅沢にホテルのレストランで外食でもしましょうかしら』と ”プチハッピーな気分にさせてくれる” のも、家計簿の大事な役割でもあります。

それはそれで、ある程度の効果はあるんでしょう。しかし、いくらフィンテックが進化したからとはいえ、家計簿をつけるのも分析するのも、それなりの時間をかけているし、やっぱり面倒なものです。そうとう暇な方や家計簿を趣味でつけている人を除いては。だからその費用対効果に疑問を感じてしまうのです。つまり、せっかく時間を掛けてつけているんだから、もっと効率的で役に立つ分析をしましょうという提案をしたいんです。

それが、”家計簿の複式簿記化” です。

続きはこちらへ
http://projectinnovation.yokohama/fpa/archives/32

emplexfuruya at 17:52│Comments(0)FP&A 

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経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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