2013年08月19日

連結管理を支える経営情報の「見える化」の実践と課題

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プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

財務会計の観点で集計した経営数値は、
既に現場の意思決定を経た過去の情報であり、
事業目的に必ずしも一致しない、
法人別の税務会計の要請に準拠した会計情報です。

グループ各社の決算を集計する連結決算体制では、
連結経営に向けた戦略的意思決定は困難です。

経理・財務部門は財務会計を重視するあまり、
伝票処理、データ入力作業に多くの時間を取られ、
経営サポートで必要な分析に手が回らないのが実情です。
それでは、事業部と経理・財務部門の間に“断絶”が生まれてしまいます

この“断絶”を無くすには、事業部と経理・財務部門が同じ時間軸
で話し合えることが大切です。それには、先を見据えた予測が重要になります。過去ではなく、将来を見るという視点の転換が欠かせません。つまり、現在現場で行われている活動が、将来の財務諸表にどのように現れてくるのかを確認する必要があります。

原材料単価、発注数などから、帳簿を締める前に、
数カ月先を予測したPL(損益計算書)を作成します。
ポイントとなるのは、四半期レビューです。
その実施時期は期末ではなくて期中、第1四半期であれば2月に実施します。ここで今期と次四半期のPLを予測に基づいて作成します。

結果を見るのではなく、事業の成長に向けた青写真と、そのために何をすべきかという現実的な視点を加味して先を見通します。事業活動の結果は、会計情報として月次で報告されます。予測と実績に開きがあっても、基本的にアクションは変更ないと言います。
ここでは月次の報告を受けるだけ。
見直しが必要な場合は来期の予測PLを作成する四半期レビューの際に
フィードバックします。

実績と大きく開きがあると、予測は意味を持たなくなるため、
予測の精度が気になるでしょう。
競合他社の動向、市場や顧客ニーズなど外部環境の変化を様々な角度
から収集・分析し、先行指標の集計から会計情報への転換を行うなどの
精度向上に努めること

過去ではなく将来予測をベースにしているため、タイムラグが解消されます。
事業部と経理・財務部門が同じ時間軸で話し合うことで、
戦略的意思決定をサポートすることが大事ですね

photo by yukiharu furuya

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経歴
「プロジェクト管理会計研究所」
はじめまして 私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン〜CM制作会社〜ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。今後、このブログにて​
プロジェクト管理会計の妄想 理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです

プロジェクト型ビジネスに関わる方々へのサービス
1)制作・開発現場の採算意識向上
2)個別原価計算の会計処理効率アップ
3)業績予測管理の精度向上
4)販売・購買管理の内部統制強化
5)営業・現場・管理・経営層の情報共有

経歴:古谷 幸治(ふるや ゆきはる)

1967年生 神奈川県横浜市出身
関東学院大学経済学部経済学科卒。
相鉄建設(総合建設業)
ティー・ワイ・オー(CM映像制作業)などを経て
2002年2月エンプレックスに参画。取締役に就任。
「セミナー講演多数」

建設業の会計業務知識をベースに、
映像制作業やソフトウェア開発/SI業での
経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を自ら体系化。
BIG3の監査法人の指導を得て、自社開発でプロジェクト管理会計
システムをプロデュース「eMplex PBM」の機能に昇華。
コンサルティングした企業は200社を超える
そのプロジェクト管理会計手法は圧倒的な支持を得ている。

また新規事業の立ち上げ/クロスメディアマーケティング
/NEWビジネスにおける経営管理のあり方を体系化
​ERPCRMコンサルタント プロジェクト管理会計
精度の高い業績予想体制を確立するコンサルティングサービスを行っている

三児の父
人とのつながり
人とそこから広がるご縁を一番大事にしている

趣味/特技は
船釣り・バンド活動・映画鑑賞・写真・読書・パン作り・BMW・横浜ベイスターズ観戦・ラグビー観戦・キャンプ
・地元横浜めぐり・ボーリング・バーベキュー・自転車

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